令和2年10月12日(月)、宗務所(宝光寺)にて開催されました。
講演会
午後2時から、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授碓井真史先生から「新型コロナと偏見差別の心理」という演題でご講演をちょうだいいたしました。
偏見差別を解消するには、正確な知識・事実を知った上での積極的な取り組みや思いが大切であり、影響力のある人を巻き込むことが効果的とのご教示をいただきました。
また、質問にお答えくださる形でしたが、「この子が幸せでありますように!」と祈られている子どもは強い、どんなに 脇道にそれていても必ず帰ってくる。本人が知らなくても祈られている患者さんの方が回復が早いとのお話をうかがいました。
祈りの効果が強力であり、私たちの法要が実際の効力を持っていることを確信できたことは幸いでした。
布教実演と講評
次に、三人の宗師の布教実演と講評がありました。
一人目は、新発田市養泉寺徒弟小松芳隆師「お彼岸について」、二人目は、阿賀野市高徳寺住職平野直也師「無財の七施」、三人目は、永明寺住職藤井貫之師「お寺の参道と歴史について」と題し、10分の持ち時間を使ってそれぞれの個性で真摯な実演でありました。